第2回連携研究会も盛会でした

鍼灸と更年期治療との連携を考える「更年期のHRTと鍼灸連携研究会」は第2回の研究会を、2017年2月5日(日)東京ウィメンズプラザ(渋谷区神宮前)で開催いたしました。

日曜日の朝9:30からにもかかわらず、
なんと15名ものかたが参加してくださいました。

当会は「HRTと鍼灸の連携」というテーマのもと、
鍼灸師がホルモン補充療法そのものや
その治療を受けている(または補充療法の必要性を感じてもらう)患者さんにいかに関わり合うのか、
鍼灸以外の職種の方にもご登壇いただき、多職種の視点で論じていくことを目指しています。

そして、今回からは、大変心強いことに、
理学療法士の早川庫輔先生がメンバーとして加わってくださいました!

今回の研究会では、

メインゲストとして銀座部会代表世話人であり、
株式会社マガジンハウス『クロワッサン』副編集長
越川典子様をお招きし、マスメディアの視点からホルモン補充療法のメリットを話していただきました。

 

講演内容としては
「女性がもっと元気になるため、人生を楽しむため、仕事や社会的活動を続けるため、もっとオープンに語り合いましょう」
と語られていました。

また、早川庫輔先生からは「脊柱のしなやかさの低下が本来その人がもっている筋力を制限させてしまいます。更年期女性は背骨のしなやかさが低下している可能性が高いので、本格的な運動やトレーニングの前に、まずは背骨のしなやかさを取り戻すことが大切です。」というお話と、背骨のしなやかさを引き出すエクササイズを教えていただきました。

私(野溝)からも「鍼灸師が更年期治療で気をつけたいこと」という内容で話をさせていただきました。

これからはもっと基本的なホルモンの働きについて、HRTについて参加者に向けてお伝えしていく必要があると思っております。

次回、第3回の連携研究会は4月23日(日)
13:30より15:30までの予定です(受付開始は13:10)

場所は同じ
東京ウィメンズプラザにて

メインゲストとして、

日置智華子先生(更年期と加齢のヘルスケア学会幹事 帝京平成大学ヒューマンケア学部看護学科 助教)をお招きし、世界の医療研究機関から多くのエビデンスと高い評価を得ている「ヨーガ療法」が、いかに更年期医療に活用されているかについてお話とその実際をご講演頂くことになっています。

連携研究会では

・対象者のために満足度の高い情報の提供を行う

・他分野の専門知識を柔軟に取り入れる

・豊かな人間性と感性を生かし、お互いを尊重し円滑に連携する

を念頭に

更年期と加齢のヘルスケア学会や日本サプリメント学会の発展に微力ながら貢献していきたいと思っています。

研究会発足責任者(鍼灸師 メノポーズカウンセラー)野溝 雄輔

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