第3回 更年期のHRTと鍼灸連携研究会開催しました

4月29日

東京都渋谷区にある

東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区神宮前5-53-67)において

第3回の研究会が開催されました。

第3回のテーマは

「ヨーガとつなぐ、鍼灸多職種連携」

講師に

日置智華子先生
(帝京平成大学 ヒューマンケア学部看護学科講師
更年期と加齢のヘルスケア学会幹事)


をお招きし、

ヨーガの視点から

更年期を乗り越えるためのコツをお話しいただき

またヨーガの呼吸法など

簡単な実技講習もしていただきました。

また、

当研究会の世話人でもある

理学療法士で「セラピー&フィットネス Vi Pro 」代表

早川庫輔先生から

「更年期障害を背骨から考える 〜体力と自律神経機能の関係〜」

というテーマで

背骨の柔軟性の欠如が体力の低下を招いている、

それにより女性の運動はより不足しやすくなる。

と実技を交えて、ご講義いただきました。

主宰の野溝からは

「HRTを学び鍼灸の役割を伝えよう」

というテーマで

鍼灸師やコメディカルが更年期医療、女性医学を学ぶことが

医療との連携をよりスムーズに行うポイントとなる。ということと、

コメディカル側で患者(お客様)達から、できるだけ

不安や悩みを汲み取り、情報をまとめ上げて、

医師に伝達してあげることで、

どうしても診察時間がかかる更年期医療において、

その医師たちの診察時間の負担を減らし、更年期患者さん本人の

精神的負担も減らしていけるのではないか、

という話をしました。

 

参加者は鍼灸師だけでなく鍼灸専門学校学生も参加!

医師

理学療法士

ヨーガ療法士

エステティシャン

化粧品メーカー

など

多くの職種からお集まりいただきました。

みなさんありがとう!!

さて、まだまだ続きますよー!!

次回は6月24日(土)19:00より

東京都の大井町駅そばにある

きゅりあん」(東京都品川区東大井5-18-1)

にて

テーマは

「女性のコレステロール対策〜コレステロールゼロが危ない〜」

講師には

循環器内科専門医の田中裕幸先生
(医療法人ニコークリニック理事長 更年期と加齢のヘルスケア学会幹事 性差医療ネットワーク九州支部代表世話人)
をお招きして
コレステロールの本当のお話しを
バシッ!と目からウロコの情報満載でお話しいただけます。
コレステロールの多そうな食材を持ち寄って
コレステロールな夜を楽しみましょう!

第2回連携研究会も盛会でした

鍼灸と更年期治療との連携を考える「更年期のHRTと鍼灸連携研究会」は第2回の研究会を、2017年2月5日(日)東京ウィメンズプラザ(渋谷区神宮前)で開催いたしました。

日曜日の朝9:30からにもかかわらず、
なんと15名ものかたが参加してくださいました。

当会は「HRTと鍼灸の連携」というテーマのもと、
鍼灸師がホルモン補充療法そのものや
その治療を受けている(または補充療法の必要性を感じてもらう)患者さんにいかに関わり合うのか、
鍼灸以外の職種の方にもご登壇いただき、多職種の視点で論じていくことを目指しています。

そして、今回からは、大変心強いことに、
理学療法士の早川庫輔先生がメンバーとして加わってくださいました!

今回の研究会では、

メインゲストとして銀座部会代表世話人であり、
株式会社マガジンハウス『クロワッサン』副編集長
越川典子様をお招きし、マスメディアの視点からホルモン補充療法のメリットを話していただきました。

 

講演内容としては
「女性がもっと元気になるため、人生を楽しむため、仕事や社会的活動を続けるため、もっとオープンに語り合いましょう」
と語られていました。

また、早川庫輔先生からは「脊柱のしなやかさの低下が本来その人がもっている筋力を制限させてしまいます。更年期女性は背骨のしなやかさが低下している可能性が高いので、本格的な運動やトレーニングの前に、まずは背骨のしなやかさを取り戻すことが大切です。」というお話と、背骨のしなやかさを引き出すエクササイズを教えていただきました。

私(野溝)からも「鍼灸師が更年期治療で気をつけたいこと」という内容で話をさせていただきました。

これからはもっと基本的なホルモンの働きについて、HRTについて参加者に向けてお伝えしていく必要があると思っております。

次回、第3回の連携研究会は4月23日(日)
13:30より15:30までの予定です(受付開始は13:10)

場所は同じ
東京ウィメンズプラザにて

メインゲストとして、

日置智華子先生(更年期と加齢のヘルスケア学会幹事 帝京平成大学ヒューマンケア学部看護学科 助教)をお招きし、世界の医療研究機関から多くのエビデンスと高い評価を得ている「ヨーガ療法」が、いかに更年期医療に活用されているかについてお話とその実際をご講演頂くことになっています。

連携研究会では

・対象者のために満足度の高い情報の提供を行う

・他分野の専門知識を柔軟に取り入れる

・豊かな人間性と感性を生かし、お互いを尊重し円滑に連携する

を念頭に

更年期と加齢のヘルスケア学会や日本サプリメント学会の発展に微力ながら貢献していきたいと思っています。

研究会発足責任者(鍼灸師 メノポーズカウンセラー)野溝 雄輔

更年期に活かす鍼灸の力 鍼灸師として登壇しました

更年期と加齢のヘルスケア学会 神奈川地方部会に

更年期医療に関わる鍼灸をテーマに講演してまいりました。

 

 

 

(こちらは昨年の様子)

 

2017年1月15日

神奈川県藤沢市 商工会議所「ミナパーク」にて

第19回神奈川地方部会が開催され、

講演のテーマに初めて鍼灸療法が取り上げられました。

講演テーマは「更年期に活かす鍼灸の力」

鍼灸ってなに?鍼灸がどうして更年期に活かせるの?

という疑問をできるだけわかりやすく説明してきました。

 

持ち時間いっぱいまで時間を使い

多少なりとも鍼灸の存在感、可能性を示せたかなと。

まずは一歩一歩

鍼灸が女性医療、更年期医療にもっと活用される日が来ることを

目標にして。

第2回連携研究会は2月12日

その日の様子についてはまたお送りします。

第1回 更年期のHRTと鍼灸連携研究会が開催されました

2016年11月19日(土)
第一回目の更年期のHRTと鍼灸連携研究会が開催されました。img_7467

神奈川県横浜市にある「かながわ県民センター」(神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2)で

更年期医療の、特にホルモン補充療法とコメディカルとの連携を模索する研究会
「更年期のHRTと鍼灸連携研究会」を開催いたしました。

鍼灸連携と銘打っていましたが、
連携意欲の高い他の医療関係者や他の職種の方々も
多数集まっていただけることとなり、
コメディカル全体で連携を考える研究会となりました。